日本臨牀 月刊誌2023年6月号「多発性骨髄腫update」

特集　多発性骨髄腫update　―診断・治療の最新動向―

カラー図説：多発性骨髄腫の治療標的
I．総論
　1．疾患動向：発症率と予後因子
　2．多発性骨髄腫の高リスク染色体異常
　3．多発性骨髄腫の将来の治療戦略
II．病態
　1．骨髄腫進展の細胞遺伝学的病態
　2．骨髄腫進展と治療抵抗性獲得の病態
　3．多発性骨髄腫の免疫病態
　4．骨髄腫における貧血
　5．骨髄腫の腎障害とmonoclonal gammopathy of renal significance
　6．骨髄腫骨病変の病態への新知見
III．基礎研究
　1．骨髄腫細胞の代謝異常
　2．骨髄腫細胞におけるエピゲノム異常
　3．骨髄腫モデルマウス
　4．多発性骨髄腫における腫瘍微小環境の作用
IV．診断と治療
　1．診断/治療効果の評価法
　　(1)多発性骨髄腫におけるプレシジョン医療
　　(2)画像診断の進歩
　　(3)微小残存病変評価の臨床的意義と展望
　2．治療の進歩
　　(1)新規治療薬時代の移植医療
　　(2)ハイリスク骨髄腫に対する治療戦略
　　(3)維持療法
　　(4)多発性骨髄腫に対する抗体医薬の意義と展望
　　(5)多発性骨髄腫に対するCAR-T細胞療法
V．特論
　1．ALアミロイドーシスにおけるアミロイド線維形成機構のup-to-date
　2．POEMS症候群，Castleman病，TAFRO症候群の病態と治療の進歩
　3．多発性骨髄腫の心血管病変